β遮断薬であがり症を克服する時の注意点 -2




また定期的にこの薬を服用することで次第に薬の必要性を感じなくなり、薬に頼らなくても済むようになることも多いようです。不安を感じる状況に慣れていき、やがて薬なしでも対応できるようになるということで、あがり症を克服するために過度にβ遮断薬に依存してしまう危険性は高くない、ということのようです。

このβ遮断薬の使用状況は国によってもまちまちのようで、例えばアメリカでの使用状況は一般化しているようで、プロミュージシャンのうち、約30パーセントがコンサート前に服用しているというデータもあるそうです。

また、そのうちの70パーセント以上の方が医師の指示によってではなく、自己判断によって服用しているそうです。しかしフランスでは「一時的な感情の高ぶりの結果、動悸や心拍数などに障害が発生した時」に限られているそうです。


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