お酒は、百薬の長という言葉があり、昔から適度な飲酒は健康によいともいわていましたが
かといって、お酒の飲みすぎは体に良くないのも皆さんご存知の通りです。
そんなお酒ですが、毎日の飲酒量が多いと色々な病気を誘発するとも言われ、
最近の研究の発表では、飲酒量の増加に伴い、
不整脈を起こす危険性が高まることが明らかになったそうです。
そのニュースというのが、
<不整脈>飲酒量の増加で誘発 筑波大研究チームが解明
毎日新聞 1月26日(水)8時47分配信
飲酒量の増加によって脳梗塞(こうそく)につながる危険性が高まる
この記事によると、
筑波大の児玉暁(さとる)研究員らのチームが、
このテーマについての論文等のデータを統合し解析しその結果、
「心臓の脈拍が乱れる不整脈を起こす危険性が、飲酒量の増加に伴い高まる」
としたものです。
1980年代以降の欧米の14本の論文に掲載された、飲酒習慣と
代表的な不整脈である「心房細動」に関するデータを統合し、解析した。
その結果、飲酒量が最も多いグループが心房細動を発症する危険性は、
最も少ないグループの約1・5倍になった。
※引用:飲酒量の増加で誘発 筑波大研究チームが解明
この心房細動が起きると、心臓内の血がよどんで血のかたまりができやすくなり、
それが脳の血管に詰まると重症の脳梗塞(こうそく)につながるとのことです。
そしてさらに注目の記事が、
ここに掲載されている曽根博仁・筑波大教授(内科)の
『過去に不整脈を起こしたことがある人は、禁酒によって再発の危険性を減らせる可能性がある』
というコメントです。
過去に不整脈を起こしたことがある人で、飲酒の習慣がある方は、
少し辛いかもしれませんが、今後の健康に気を使うなら、
お酒もできるだけ我慢したほうが良いようです。
※引用元:毎日新聞 1月26日(水)8時47分配信
<不整脈>飲酒量の増加で誘発 筑波大研究チームが解明
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