メタボリック症候群の主な原因

メタボリック症候群は病気の予備軍の状態ということですと尚更気になるところですが、主に生活習慣に原因があると考えられています。

具体的には以下のようなことが挙げられます。

・偏った食事や不規則な食生活
カロリーの高い食事ばかりを摂っている食生活や、偏食、また不規則な食生活によって内臓脂肪を蓄積しやすくなり、メタボリック症候群になりやすくなります。

メタボリック症候群への予防やまたは解消をするためには、毎日の食事を栄養のバランスの取れたものにし、三食を規則正しい時間帯で摂ることが大事なことのようです。
そして理想としては、肉類の回数を減らし、野菜を中心とした食事に魚貝類も取り入れることのようです。

・睡眠不足
メタボリック症候群には、睡眠も大きな要因になるということです。
睡眠時間も人によって個人差がありますが、一般には一日7時間~8時間、ぐっすり眠ることができていれば健康的な睡眠といえます。しかし、6時間以下の方や9時間以上の睡眠時間の方に、糖代謝異常が多く見られるということです。しかも睡眠不足の方が肥満になりやすいという報告もあるようです。
睡眠は休息はもちろん、ホルモンの分泌にも関わっており、規則的で適切な睡眠時間がメタボリック症候群の予防になるようです。

・運動不足やストレス
運動は、カロリー消費や内臓脂肪の燃焼ということからもメタボリック症候群には欠かせないことです。メタボリック症候群に限らず、運動不足は健康にも影響してくるものですから、毎日無理のない運動を行うことはとても大切なことになります。

また日常での過度なストレスによっても中性脂肪が増加し高血圧、高脂血症などといったものになりやすくなります。適度の運動をすることや好きな趣味などによってストレスを発散、解消することも大切です。

・喫煙やアルコール類などの嗜好品
タバコやお酒などもメタボリック症候群の大きな要因の一つです。
とくにたばこは症状を深刻にしてしまうようなので出来るだけ禁煙することが望ましいことです。

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