メタボリック症候群で気をつける食生活
メタボリック症候群に大きく影響するものの一つに毎日の食生活があげられます。毎日の食生活の積み重ねが健康への大きな影響を与えることになります。メタボリック症候群に限りませんが、病気への予防や改善をするためには、まず食生活の見直しは不可欠です。
メタボリック症候群を予防するうえで食生活で気をつける点は食事全体のカロリーを抑えバランスの良い食事をとるということで、糖質などは控えて、またカロリーの高い揚げ物や甘いものなどは避けるようにしながら、野菜なども摂取し栄養のバランスも配慮することです。
しかしなかなかそういった食生活を変えることができないという方も、調理方法や食べ方とかに工夫をすることで少しでも改善できることもあります。
例えば、どうしても揚げ物が食べたい時には衣を薄めにしたり衣を外して食べたりとか、カロリーの高い麺類の汁は残すようにするとかちょっとしたことも気をつけることで違ってきます。
そして決まった時間に、一日3度の食事を摂る習慣は、とても大切なことになります。
食事の時間間隔というのは、空き過ぎると脳や筋肉へのエネルギーが不足することになってしまいます。
また反対に時間の間隔が短いときや、深夜に食事を摂ってしまうと、エネルギーが消費できずに余ってしまい、その余ったエネルギーが脂肪となり体内に蓄積されてしまうことになります。仕事などの理由で仕方のない場合もあるかと思いますが間食や夜食はできるだけ避けたいものです。
また仕事柄、食事時間が短く早食いだという方も多いことかと思います。しかし早食いをしてると満腹感を感じるのが遅いために食べ過ぎてしまいます。食事はよく噛んで、ゆっくり食べる習慣を心がけてください。
仕事のつき合いなどでアルコールを飲む機会が多い方も過度な飲酒も厳禁ですから気をつけてください。きちんと休肝日を作ることも大切です。
健康的な食生活では何をどれだけ食べればよいかについては、厚生労働省と農林水産省が共同で策定した「食事バランスガイド」というものがあります。健康的な食生活の目安が分かりやすく示されていますから、参考にし毎日の食生活に活用すると良いかと思います。
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