メタボリック症候群とその診断基準 -2




これらの診断基準では、男性の場合では腹囲が85センチ以上、女性では90センチ以上が「要注意」のレベルとしています。
これは内臓脂肪蓄積の数値として内臓脂肪面積100平方センチメートルに相当し、内臓脂肪が過剰であると判断されるようです。

そして高脂血症で中性脂肪値が150mg/dl以上、またはHDLコレステロール値が40mg/dl未満という数値、高血圧では収縮期血圧が130mmHg以上、または拡張期血圧が85mmHg以上、高血糖では空腹時血糖値が110mg/dl以上であることです。
上記の腹囲基準に加えて高脂血症や高血圧、高血糖の基準値に2つ以上該当すればメタボリック症候群と診断されるということです。

メタボリック症候群と診断された場合、たとえそれぞれの症状が軽いものであっても動脈硬化へと進む危険率も高くなり、また命に関わる重大な病気を招く可能性が高いということが考えられています。
診断基準をもとに自分の健康状態を知り、これらメタボリック症候群の予防や改善に取り組むことが必要となります。

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(C) 2012 メタボリック症候群は意外と近くに忍び寄る