メタボリック症候群、運動不足と対策

メタボリック症候群でのその要因の一つとして運動不足があげられています。
とくに現代においては色々な面で生活が便利になり、運動する機会も少なくあまり身体を動かす必要のない生活になってるため、そういった日常生活では内臓脂肪も蓄積しやすい環境になります。

さらにメタボリック症候群の原因である内臓脂肪は、皮下脂肪と比べるとたまりやすくまた減らしやすいという性質があるそうですが、メタボリック症候群に多い中年以上では基礎代謝が落ちてくるため内臓に脂肪がたまりやすくなります。

内臓脂肪を減らすために食生活の改善はもちろん、毎日の運動習慣を徹底することが大切のようです。
運動によって身体を活発に動かすことで消費エネルギーを増やし、たくさんの血糖や脂質を消費させることで内臓脂肪も減ってくることになるようです。

こうしたことで血糖値や脂質異常、また高血圧が改善されることがメタボリック症候群の予防や改善につながることになります。

運動のなかでも有酸素運動は内臓脂肪を減らすためには効果的です。
そして有酸素運動のなかでもウォーキングが、毎日の生活のなかに取り入れ易い運動になります。
他にお勧めの有酸素運動では、ジョギングや水泳、またサイクリングなども良いかと思います。

またこういった運動では、なかなか構えてしまって長続きしないということであれば、日常生活の中に運動を取りいれる様にしたいものです。
例えば、通勤時では駅のエスカレーターを使わず階段を利用したり、近い駅ではその一駅分を歩くようにしたり、また買い物時でも自動車などは利用せずに歩いて買い物に行くなどの工夫をすることで、大きな効果も期待することができます。

こういった運動で大切なことは、少しずつでも構わないのでできるだけ毎日継続することが望ましいということです。
そのためには無理なく続けられ、負担にならない自分に合った運動を見つけることが大切です。

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